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2012年5月21日 (月)

feather

言葉は、軽い。
そんな軽いものを、重くて意味あるものに変える錬金術を持っているのが物書きだったり哲学者。

そうはなれない僕の言葉は軽い。

経験による言葉も、それを経験したことのない者にとっては、文字通り馬の耳に念仏だし、言葉は虚しく宙を切ってどこぞの彼方に流れてしまう。


多分、躯という器に入っている以上、人は真に繋がることはないのだろう。


大切な人がまた、自分の元から去っていく。
僕らの間にはある種の理想的なコミュニケーションがあった。

が、僕は彼の量子力学的な存在を変えることはできない。
僕の背後に立つ彼の姿や思いを僕は結局分かってはいなかった。

理想は理想である。
ゆえに一生涯追い求めるのだ。

もどかしいが故に夢を見る。
夢がなければ人は人である意味を失う。
どんな小さなものでも、夢は夢だ。


僕には力がたりないのだ。
だから言葉も軽い。


この悔しさは、この寂しさは、つまり己の無力さなんだろう。

やはり、自分も、去るべきなんだろうか。


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