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2012年3月23日 (金)

ルビコン河を渡れ。

いよいよ3月もあと一週間だ。
故郷の福岡では春一番が吹いたらしい。


ここ数週間、体調が非常に芳しくなくなかなか調子が上がらなかったが、予定は山積みで、しかもパフォーマーという立場上、替えは当然きかないので、自分を奮い立たせてなんとか乗り切ってきた。


たくさんの人に励まされ、また現場でその笑顔やパフォーマンスに力をもらい、諦めようとするたびに何度も何度も手を差し伸べてもらって、”ああ、まだ続けられるじゃないか”と、すこしずつ気力が回復してきているのを感じる。


レギュラーで活動している柳田さんとのデュオや、梯子ノ上デもめきめきと力をつけてきているし、やっぱりそうなると人との出会いがあるわけで、それもまた原動力の一つとなっている。


僕がまだW大の学生だった頃のサークルの先輩たちと、すごく久しぶりにカバーバンドをやることになった。それも、ほんとに僕の心を躍らせることになった。
みんな、立派な職に就き、忙しく働いていながら、大好きな音楽のために週末までに課題曲をしっかり仕上げてくる。

彼らとのアンサンブルがとても楽しくて、学生のときにいった合宿を思い出した。
たくさん一緒に練習して、飲んで、起きたらまた一緒に練習して、それを延々繰り返す。
いつまでも飽きずに繰り返す。
とても情熱的で、そんな体験があるからこそ、いまも僕は音楽の夢を追っかけられているような気がする。

彼らとは3/24(土)に新宿のマーズというライブハウスにて、コピーバンド大会に出演する。

それから日頃お世話になっている、ベーシストの深山健太郎さんのバンドでも今月末、3/31(土)に代々木のブーガルーで演奏する。
メンバーはしっかりとした大人の方ばかりだから、気を張らずに、ゆったりした気持ちで演奏を楽しもうと思う。

話は前後するが、今月の目玉はやっぱり、3/27(火)cubic starのレコ発だ。
これを成功させるために、慢性疲労を気力で押さえ込んできたようなものだ。

いま、このバンドを成功させることが、この先全てのことに関わってくると僕は思っている。
メンバー全員をはじめ、僕の周りで頑張っているたくさんの演奏家、作家、写真家やら、画家やら、映像作家やら、イベンターやら、それら全ての人にとって、もっともっと彼らが日のあたる場所に出て行けるように、キュービックは8人で力を合わせて先陣を切っていける力をつけつつある。


もちろん、その力をつけるために大切なものをいくつも失った。
気持ちが弱くなったときに、ふとその寂しさがよぎるし、その孤独に簡単に支配されてしまう。

でも、みんなで作り上げたものを何度も聞き直し、見返してみると、いつまでも弱い気持ちに負けていられなくなる。
いま、グループはかつてないほどに強力になっていると僕は思う。


僕らが手を振り、足を踏み鳴らし、声を上げて、音楽を生み出したら、いまなら誰かを幸せにできるよんじゃないか。

”ルビコン河を渡って”、僕らは僕らの時代の自由を高らかに宣言する。
もう少し、その場所まで、もう少し。



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