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2012年3月25日 (日)

clockwise

時間が飛ぶように過ぎていく。
こなす予定というのは退屈だが、人とともに考え、何かを作り上げていく時間はとても有意義だ。


各個人の個性にあったアイディアをパーツとして持ち寄り、組み合わせて機能させる。
こういった行為は”歯車が噛み合う”というふうに例えられるが、、、。


唐突だが、この歯車の緻密な噛み合わせが好きだ。
小さな歯車が階層を重ねるごとに大きくなっていって、それぞれのスピードで回る。
これに、萌える。


古くからからくり仕掛けのものはたくさんあるが、その構造はとにかく有機的で、一つでも歪みがあれば全ては機能しない。

それは自然界の繋がり然り、はたまた人とのコミュニケーション然り。

様々なところで、歯車は回っている。

僕がアナログの時計が好きなことも、これとは無関係ではない。

針の奥で、小さな歯車がしっかりと噛み合い回っている。
一番小さいものは速く、一番大きいものはゆったりと。


初動が最も大きな歯車に伝わるまでのタイムラグにまた萌える。


いかに小さな動きも継続され積み重ねられると、いつか巨大な歯車が回る。
小さな歯車はその速度ゆえに、もっとも摩耗し、もしかしたら力を伝えきる前にすり減ってしまうかもしれない。

が、たとえそうであったとしても、その微動は時間差で巨大な何かをわずかでも突き動かすきっかけを作るはずだ。

時計回りに針が動いているのを見ると、”針の巡りは人の運命のようだ”といつも思う。


僕の中の小さな歯車は、いまは止まることなく回っているように思う。
巡り合わせってのはきっとあるはずだ。

もし、その針が動きを止めたら、僕は全てを取り上げられることになるだろうし、もしもその針が時を刻んでいくなら、僕は常に新しい地平を見続けていくことになる。

きっと。


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