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2011年11月 7日 (月)

大暴投を魔球に変えるメタモルフォーゼの理論

11/6(日)

とうとう11月。
雨が時折降っているが、あたたかい日だ。

久しぶりに寝坊した。
正確に言えば、早起き過ぎて二度寝した。
毎週見ている仮面ライダーも、駅伝で無し。


日曜日感ゼロの日曜日。
思えば先週も茨城で夜更かしして、朝は絶望的に眠かったような気がする。


この日は北参道のストロボカフェで、羽純ちゃんのレコ発ワンマンをやることになっていた。

僕は基本的に”サポート”としての演奏は断固お断りということを公言している。
音楽の演奏はソロという形態を除いて、本来人が集まっておこなわれる集団による時間芸術のはずだ。
つまり、屁理屈かもしれないが、根本的な意味を考えると”サポート”なんてくそかっこ悪くて鬼ダサい幼稚なボキャブラリーからくる、いかにもお仕事的な言葉は合わない。

演奏は”かっこいい”のが当たり前なのだと僕は思っている。


9月の終わりだったか、演奏の依頼が来たとき二度断ったが、三度、羽純ちゃんは熱意の依頼をくれた。

”三顧の礼”だ。

人は思うところあれば、その日から変われる。
きっと僕のようなドロドロのサイケデリックハードコアなヤンキードラマーに連絡してくるぐらいだから、何か思うところがあったのだろう。

羽純ちゃんがどいういう活動をしてきたのか全く知らなかったが、その日から僕は彼女の活動を少しでも理解できるよう心掛けた。


メンバーは豪華で、数々のセッションをこなしてきた今をときめく手練ばかり。

ピアノは須藤信一郎氏、須藤さん。
ベースは澤田将弘氏、さわくん。
パーカッションはcubic starややちよにでお馴染み、松本ちはや、ちはっち。

みんな忙しく、リハーサルはたった2回しかできなかったが、形になるのはあっという間だった。


お昼間に1時間越えのステージを2回だったのだが、ストロボカフェは1st、2ndともに満員御礼となった。

僕が羽純ちゃんのバンドに加わったのは言うまでもなく初めてで、MCでアナウンスされたり、僕をフィーチャーしたシーンがあったりと、なかなか照れくさいことがいっぱいあった。

たくさんのお客さんが楽しんでいたようで何よりだ。


彼女もそうだが、僕もまた自分がリーダーとなって、あるいはアレンジャーとしての位置につきながら直接的に演奏までおこなう自作自演屋だから、全てを企画し遂行することというのはほんとに大変だということを知っている。
それが僕を単なるセッション屋にしない大きな要因になっている。

常に今を意識する。
譜面に書かれたこと以上に、今起こっていることに忠実でありたいと思う。
それは芸術家としての僕のプライドでもある。


作品を作るときは意識は”時代”に向けられている。
きっと端から見ると、僕の考えは言わばキャッチャーのいない、猛烈な大暴投の様に見えていることの方が多いだろうと、自分自身そう思ってきた。

しかし、それは今変わろうとしている。
受け取ってくれる人からの答えが次第に速く、多くなってきた。

僕は自分の生きる時代に対しての答えを、反発を表現に内包させてきたつもりだ。
世代、人種、文化をいつしか超えたいといつもいつも思っている。

まずは仲間に、そして同世代に、さらには多くの、価値観が違う人たちにも届くことを願っている。


自分がどこかのグループに所属する意思を表明した以上、自分がリーダーであるときと同じように、やっぱりその思想を持って積極的に関わりたい。
波紋を大きくしていきたいし、人として成長し、年を取るにつれて、常に変化していきたい。


もっと自分を磨いていきたいと変化していく人を見るのが好きだ。
自分も常にそうありたい。
今日よりも明日で、明日よりも来月、来月よりも来年と、今という時間を感じながら変化していければ、僕らはアーティストとしてこの社会に何かを残していけるんじゃないかと思う。


まずはもっと同じ世代の人たちが、理解を深め合えればいいとおもう。
僕らの世代の表現を作らねばなるまい。


打ち上げは楽しかった。
また、いずれこのメンバーが集まる日も来るだろう。

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