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2011年9月 4日 (日)

祭りの後先。

少し遡る、8/28(日)。
蒸す一日だったように思う。


今年の夏は、それはそれは凄まじいスケジュールだった。
もともと音楽の仕事に専念しようと思って、音楽三昧でびっしり詰めたスケジュールに加え、予期せずして塾の講師の依頼が飛び込み、散々断ったあげく、根負けしたかたちで毎日5〜6時間の講師の仕事をこなすことになってしまった。

つまり、朝は7時に起きて講師をやって、夕方帰ったら機材の準備して現地に入り、演奏して帰ってきたらもう1時か2時か。
風呂に入ったら即3時。
演奏のあとは眠れないから、寝るの諦めて朝まで結局ゴロゴロするだけで、また講師。
日曜以外は休み無し。
代理はきかないから、とにかく慢性疲労と戦うべく、大量にビタミン剤を飲み込んで毎日を過ごした。

で、ようやく、8月最後の演奏までたどり着いた。


学芸大学駅が最寄りの、イタリアンレストラン、オステリア・ジャポネーゼでは、毎月最後の日曜日に演奏することになっている。

ベースの深山健太郎さんがリーダーで、ピアノに石田みどりさん、ドラムスが僕の、ピアノトリオでスタンダードを中心に演奏する。

ビバップ期の曲が多いのは僕にとってはほんとにいい経験で、お店も女性一人でも飲みに来られるくらいオープンな雰囲気で、とにかく食べ物も飲み物も言わずもがな、美味い! 旨い!

場所柄、常連さんには業界の方々もちらほらだが、とてもあたたかい人ばかりで、とにかく気さく(変態だという説もある)で、あっという間にみんな友達になる。

大人になると、例えば家庭があったり仕事があったりでなかなか人と知り合う機会がなくなってしまうけれど、ここに来ればきっと誰かに出会う。
ごく自然に。

みんな僕より年上の、素敵な大人の人たちばかりだ。
おいしい料理と熱い演奏があれば、笑顔にならない人はいない。

夏の疲れは、その時間、すっかり忘れてしまっていた。


この日、某大俳優さんがいい感じになって遊びにやってきた。

10月に、この深山健太郎トリオにゴダイゴのギタリストである浅野 孝已さんが加わって、松崎 しげるさんや、奇跡の歌声のソプラニスタである岡本 知高さん、そして元劇団四季の石丸 幹二さんとステージをともにするという大企画のお話をするためにやってきたということだったのだけど、、、、。

僕らの演奏をバックに素敵な歌声を披露してくれて、お客さんたちと超楽しくおしゃべりして、写真を撮って、それこそ大サービスのように、、、。


こんな雰囲気だ。

ここでの人との出会いは、大きく僕を変えた。
難しいことや大きなことへの挑戦も、僕のような若造にやらせてくれる。

もちろん十分に大きすぎるほどのプレッシャーではあるけれど、その門を通ってさらにまた誰かと会うことができる。
世代を超えて、僕は大先輩方から力をもらうことができるし、僕も彼らに新しい感覚を伝えることもできる。

ここまでフランクに親しくなれることなんてそうそうない。
価値観が心地よく入り交じる。


厨房からおいしい締めのコーヒーが運ばれてきた。
みんな怒濤のようにやってきて、怒濤のように帰っていく。
そりゃ、とってもにぎやかだ。

オーナーさんをふと見ると、一日のたくさんの料理を出し終えて、テーブルでオヤスミナサイ、、、。

ああ、何かが大きく展開するときは、一人じゃないし、とてもにぎやかなものなのだなぁと思う。

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