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2011年9月30日 (金)

異空間

遡る、9/24(土)。

朝からどうも体調が悪く鼻水が出っぱなしだったが、なんとか午前の仕事を終えた。
夕方には浅草に移動。

この日は、ピアノボーカルの柳田健一さんとのデュオだった。


浅草をこんなにしっかり歩いたのは何年ぶりだったんだろうか。
ここに用事があると言ったら、もっぱら浅草JPC(パーカッションセンター)と神谷バーぐらいで、もう長いこと、こんなにのんびり街を歩くということはなかった。


共演する永井LEEさんと柳田さんと僕の3人で、浅草の通りを歩く。
まるで東京ではないような、そんな時間の流れ方。


異空間にすむ人は異空間でのルールがあって、それに従って動いているような。
そこからはみ出して動く僕らの方がむしろ異空間から来た人間だったのか。
ルールからはみ出して歩く柳田さんを、浅草のおばちゃんが乗ったチャリが容赦なく襲った。


この街は、今もまだ”モダン”であると思えた。

歴史ある寄席。

由緒正しき、、、かどうかは分からないが、昔から残るストリップ劇場(カップル割りなんてものもあるほど、ここは完全な観光地)。

希代の役者、喜劇王エノケンの看板。


日本の小さな神様がここにいっぱい住んでいるような、それが浅草なんだろう。
こんなところにも”唄い神様”がっっっ!


110924_18297e01





僕らの演奏した場所はビルの7階、雷門をほぼ正面にとらえるバー。
そこからの夜景は新旧混じり合った、まさにモダンな景色だった。

柳田さんは、エノケンが活躍したこの浅草で、エノケンが歌った”洒落男”を熱唱した。
お馬鹿な歌詞だが、じんとくるものがある。


Img_2515


僕らもモボになれたかな。

*注釈
モボ…もぼ、モダンボーイの略
詳しくはhttp://www.youtube.com/watch?v=VHrroskPtcI


若い僕らが、日本の歴史ある場所で、文化を支えた日本の歌を今歌えることはとても幸せなことだ。
忘れ去られてはいけないこういう歌を、もっとやっていければと思いつつ、鼻をすすりながら家に帰った。

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