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2011年8月25日 (木)

fun run

8/21(日)。
朝から雨だ。


近所の、行きつけのカフェ、FUNRUNが4周年を迎えた。


4年前、僕がこの世田谷に越してきてちょうど一階の防音室に工事が入った頃、FUNRUNも建物を工事中だった。

うちのスタジオと同じくらいにそのお店も出来上がったから、一緒に4年間を過ごしてきたことになる。

気分のいいときもそこでよくご飯を食べ、落ち込んだときも創作が進まないときもそこでコーヒーを飲んだ。
夜の仕事が過密で偏りがちな食生活も、FUNRUNに行けばいつも野菜たっぷりのお任せプレートを山盛りならぬ、”アルプス盛り”で出してくれた。


そんなお店の4周年のイベントに、是非演奏してほしいと、主の越後さんから依頼を受けた。
とても嬉しいお誘いだ。

自分プロジェクトで、最近コツコツとアイディアをためているエレクトロニクスデュオの”やちよに”をバンド形態にして演奏した。

演奏もろくなもんじゃなかったが、パソコン弩音痴だった僕がエレクトロニカをやろうと思ったのもここ数年のことで、作家として独り立ちもしなきゃならないと思ってはじめた創作活動に、これまた自立をもくろむパーカッショニストの松本ちはやが歌で参加して、デュオのかたちになったのが”やちよに”というのは以前に述べた。

ある意味、自分の成長の新しい一つのかたちであるこのデュオのバンド編成で、FUNRUNの4周年にでられたことはとても意味あることだ。


越後さんは、4周年祭を楽しむ暇すらないくらい、たくさんのお客さんの対応に追われていたが、それこそまさに活動の成果だと言える。

4年の間に、迷いや辛いことを秘めてこのお店でコーヒーを飲むときに、越後さんは何とはなしに彼の人生をいろいろ話してくれた。
それは僕をどれほど勇気づけてくれたか。
バランスのいい食事は、体の弱い僕をどれほど支えてくれたか。


僕は、恩返しができただろうか。
ちはやんともーりーと啓ちゃんと、いいメンバーで演奏できたこともあって1000分1ぐらいは何か返せたような気もする。


その演奏を仲間が見に来てくれた。
年齢に幅がある。

そういう人たちが世代の壁を超えてコミュニケーションをしているのを見ると、”ああ、これが僕が4年間でやってきた活動の成果か”と胸が熱くなった。


おいしい料理が文化や世代を超えて人を喜ばせるのと同様に、いい音楽もそうであってほしい。


お祝いのあとは、集まった仲間で花火をした。

大人になると家族だのなんだので友達同士で集まりにくくなるものだが、この歳になってもこういうことができるのが嬉しい。


道理で、落ち着きのない人生になってるわけだ。
苦しい生活でも、結局僕はこういうのが心底好きなようだ。

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