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2011年2月23日 (水)

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傍観者でいればいようとするほど、僕らは世界で起こっているできごとに対して鈍くなって、最後には言葉をなくす。

流れる血が箱庭で起こっているかのごとき架空のできごとのように思えてくる。

でも、銃を持つ手はおもちゃの兵隊のものではない。


狂気に正義があるのかどうかは知らないが、見知らぬ誰かに対して引き金を引く映像がテレビで流れたときにいつも思うことがある。

どんなものであれ、人は信じたもののために命を張れる生き物だということ。


市民は自由のために戦う、独裁者は地位と権力のため、あの人は家族のため、この人は誇りのため、あそこにいる人は宗教のためか。

生皮を剥がれても神に祈り続けた兵士。
銃口を突きつけられても最後まで写真を撮り続けたカメラマン。
愛する人のために仲間を売ったスパイ。
音楽を武器に、狂気を止めようとしたシンガーソングライター。


それぞれの正義が交錯して世の中が出来ている。

僕らは、知らない誰かのために怒るだけの意識があるだろうか?
場に飲まれることに慣れて、つい"仕方ない"なんて言葉を口にしていないだろうか。


何も出来ない人などこの世には一人として存在しないのだ。
年齢も文化も関係ない。


形骸化した上下関係に何の意味があるのか。

僕らは常に自分以外の人から学ばねばならず、いくつになっても安心することなどないはずだ。
分からないまま、知らないふりのまま生きていくことは許されない。


大きな世界の話から、身近なことまで、全ては繋がっている。

そう、自分が無知であることが、地球の裏側で誰かを殺すことに繋がっていると僕は思っている。

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