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2011年1月28日 (金)

hello darkness

小さなレーベルだけど、どうにかこうにかコンスタントにCDを出して、いよいよ今回は8枚目。

小川晃一のデビューアルバム”hello darkness, my old friend”に携わることが出来た。
110127_2001_01

小川くんとの出会いは今でも忘れない。
特に期待もしていないつまんない用事で行ったライブハウスで出会った。


一番手で出てきたバンドが、よくあるギターポップのサウンドで演奏を始めた。
はっきり言ってしまえば凡庸ではあるけど、居心地の悪い音ではないので、しばらく聴いていたわけだ。

で、イントロが終わって、ボーカルが入る。

そこで僕はノックアウト。
全く予想できない歌のよさに思わず食い入るように聴いて、終わった直後に声をかけた。


飲み友達になるのはあっという間だった。

テクニカルな話しではないけども、彼の曲はとても珍しい雰囲気を持っていて、並のバンドマンではおそらく彼の曲の本性を暴けなかったのだろう。

歌とメロディーだけを聴くと、ジョニミッチェルやサイモン&ガーファンクルのようなフォークサウンド。

多くの人たちはこういうフォークの音を知ってるだろうけど、演奏するとなるとこれがまた難しい。
たいていの場合、こういうアーティストのバックバンドはいわゆるバンドマンではなく、ジャズメンだったり、あるいは自分も自立した一人のアーティストだったりするからだ。

小川くんは幾度もメンバーを替え、そのたびに僕は彼の演奏を見に行ったが、なかなか彼自身が満足してるときはなかった。


そのうち、彼は弾き語りで一人活動を始めた。
その頃、僕もたまたまアコースティックのバンド”that”が、メンバーの渡米によって活動休止になることが決まった。


で、一昨年の年末、喫茶店で。

”thatをバックバンドに加えて、一緒に演奏をしよう”

それで作品制作スタート。
1年かけてようやく完成した。

今度こそ完璧に曲のよさを引き出すために、小川くんと二人でよくアレンジを考えて、thatのメンバーをはじめ、いろんな演奏者に録音を手伝ってもらった。


時代に合うものではないかもしれないが、出来上がった作品は、僕個人はコンセプトアルバムだと思っている。

曲同士が紡ぐ物語がそこにはあると思う。

僕らインディーズがやるべきことはひたすらいいものを作るということだ。
小川くんのアルバムもまた、その良いものの一つに加わる。

たくさんの人に届くといい。
全国発売は2/28を予定している。

その中から1曲。
小川晃一+thatで、”魚の見た夢と一日の終わり”
http://bit.ly/exT8cw

ちなみにthatはこういうバンド。
"gear heart"
http://soundcloud.com/small-finger-records/gear-heart-that

小川くんのアルバムは先行でこっそり発売中で、欲しい方はぜひ連絡をください。

ちなみにthatはアマゾンで買えます。
http://www.amazon.co.jp/sanctuary-that/dp/B001UEGE1Y/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1259158745&sr=8-1

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