« draw | トップページ | 賽は投げられた。 »

2010年12月10日 (金)

open my eyes, and see!

こうして日記をつけていると、毎日の怠惰な生活が浮き彫りになるわけで、、、。
放っておけばとにかく引きこもりがちな僕に天からお仕事が降ってきて、奮い立たせてくれるのはほんとにありがたいことだと思う。

”天は人なり”と僕の大好きな歴史上の人物がいったのだけど、まさにその通り。

今だからいえることだけど、一度はセッションミュージシャンになって生計を立てようと思っていたのに、仕事でやる演奏が嫌で嫌で仕方なくなって逃亡し続けてきて、気付いたらいつの間にか作曲やレコーディング、アレンジの依頼などなど、音楽にどっぷり浸かることになってて、さらにはめぐりめぐってまた演奏者としてもお仕事を頂いている次第。

しかも、最近の演奏のお仕事、基本どれも楽しいのだ。
昔はほんとに楽しくないものばかりだったのに。
不思議。


嫌なことは嫌だと、ずっと言い続けてきた。
今もそれは変わらない。

是が非でもおのれを安売りすることはしないつもりだ。
それが原因でたくさん衝突したし、これからもそれはなくなることはないと思う。

ただただ必死だった。
どんなに主張をしても、当時の僕は何者でもなかった。
だから必死で曲を書いて、必死で演奏して、宣伝して。
年上の演奏者からは”生意気だ”とシンバルを演奏中に手で止められたこともあった。

これは芸術とは、創作とは一切関係ない。
演奏は、音楽はチームプレイのはずだ。
それにも関わらずこんなことが日常で、それがほんとに嫌だった。

ようやくこの年になって話ができる人に囲まれて、ストレートにものをいえるようになってきている。
それでも、まだ僕はそういう世界では若輩者。
とはいえ、ほんとは年すらも関係ないのだ。

すごいやつはすごい!
ただこれだけの不公平な世界。
だから芸術は面白い。


今月末は自身のグループ”cubic star minimal orchestra”でアルバムのリリースツアーのため、茨城に行く。そこには待っていてくれる人がいる。
それはとても嬉しいことだ。


さらにベーシストの深山健太郎さんに頂いた、イタリアンレストランでのお仕事。
BGMとしてやるジャズバラードの演奏はとにかく好きで、食事の音やおしゃべりの声をビートパターンに取り込むという、最高に面白い演奏ができる。
発想の転換で周囲の音を位置づける面白さは、きっと音楽ならではだと思う。


引きこもりは嫌いではないけど、誰かと刺激的な会話をして脳みそが揺れる思いをすることが好きだから、僕は倒れるまで目を開けて走っていたい。

|

« draw | トップページ | 賽は投げられた。 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/482886/38030372

この記事へのトラックバック一覧です: open my eyes, and see!:

« draw | トップページ | 賽は投げられた。 »